月に一度、仲間内でゆっくりしたランチ会を開いているのですが、
今回は「天空Chillしよう!」ということで向かったのは、
六本木ヒルズ52階にあるフレンチレストラン、「THE MOON」さんです。
「Chill(チル)」は、直訳すると「冷たい」となりますが、
「落ち着いた」とか「ノンビリした」という意味もあるとのことで、
景色の良いところでゆっくりランチをとろう、という訳です。
まずは3階の展望台受付横にあるTHE MOONカウンターで、
おねえさんに予約している旨を告げると、
展望台に上がれるカードを渡してくれました。
これを見せて、エレベーターで一気に52階へ!
途中2回くらい耳抜きしたりw。
そして、エレベーターを降りて左方向に行くと、
すぐのところにTHE MOONのエントランスがあり、
受付にいたイケメン男性が席まで案内してくれました。
あいにくの曇り空でしたが、窓からの眺望はなかなかのもの。
東京タワーや、その向こう側には運河や海が良く見えました。
今日は2900円(税別)のランチを頂きます。
まずはスープ、グリーンアスパラガスのブルーテから。
接客の方は、各メニューについて細かく説明してくれました。
半塾卵とイタリア産の生ハム、ルッコラが乗っていて、
卵の黄身を崩しながら食べるとまろやかで美味しいですよ、とのこと。
落ち着いてゆっくりと説明して下さる姿勢は、
なかなか好印象です。
お勧めされたように、卵の黄身を崩しながら食べてみると、
最初に口の中にアスパラガスの爽やかな香りが広がり、
そこに黄身のコクと生ハムの塩味が加わり、なかなか美味!
お皿もとってもユニークで可愛らしいです。
しばし歓談していると、いよいよメインの肉料理が到着。
今日のメイン料理は、イタリア産栗豚のロースト。
美しい盛り付けですね~!
ヤングコーンを使ったポム・ド・フィーノの下は、
ヤングコーンの鞘なのですが、何とこの中に詰まっているヒゲも
火が通っていて美味しいですよ、と教えてくれました。
まずはお肉から。
ポルト酒を使ったソースはオレンジが入っていて、
ほろ苦さに爽やさが加わり、豚肉の風味とマッチしますね。
また、ヤングコーンの鞘を切り開くと、
中からは思った以上にたっぷりとヒゲが出てきました。
これにソースを付け、恐る恐る口に運ぶと・・・
おおっ!ザクっとした心地よい歯応えとともに、
コーンの甘さがふんわりと漂い、驚きの美味しさです。
お肉も見た目より食べ応えがあり、なかなか満足感があります。
デザートは、フレッシュな苺とアイス、
焼きメレンゲなどが入っています。
アイスは、チーズケーキの香りがしますよと説明されましたが、
ふくよかなクリームチーズの香りは、まさにチーズケーキそのもの!
焼きメレンゲは昔から大好きで、
舌と上あごの間でクシュっと潰すと、
爽やかな甘さと香りがたまりません。
お茶は、お勧めされたブレンドティー。
紅茶葉に紫蘇の香りが加わり、爽やかさの中にほのかな甘さを感じます。
地上52階の眺望の中、美味しいランチを味わい、
実にゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
また是非大切な時間を過ごすために、寄らせて頂きたいと思いました。
ご馳走様でした!