この年まで生きてきて常に思うのは、
世の中は人の縁で出来ている、ということです。
この日は、以前同じ職場で苦楽を共にした盟友たちと集まって
旧交を深めようということで、久しぶりに新宿にやってきました。
遅れないようにと早目に会社を出たため、
約束の時間よりも小一時間ほど早く新宿に到着。
さ~て、どうしたものか・・・と周囲を見回すと、
「アカマル屋」という新しそうなお店が目に入ったので、
前ノリで軽く飲んでいこうと、暖簾をくぐってみました。
案内されたのは厨房の前のカウンター席。
厨房はガラスで囲まれていて、ガラスの向こう側では
調理担当の方々が、串を焼いたり揚げ物したりと、
忙しそうに走り回っています。
見ると、どうやら串焼きや煮込みがお勧めのようですが、
本番前の前ノリということもあって軽めで済まそうと、
まずはホッピー(白、セット320円)で喉を潤します。
おつまみは浅漬け(180円)で。
次々とお客さんが入ってきますが、
僕が入って満席になったということで、
残念そうに帰っていきました。
ギリギリセーフでしたね~。
・・・と、ジョッキが空いたので中身(180円)を追加。
さすがにつまみが足りなくなってきたので、
どうせなら好物をということで、ハムカツ(280円)を注文。
ガラスの向こう側で私のものと思わしきハムカツが、
フライヤーの中に投入されます。
程なくハムカツ登場!
熱々の衣に芥子をたっぷり付けて一口。
サクッと上手に揚がった衣の中で、
程よく熱が通りジューシーになった厚切りハムがたまりません。
再び中身追加です。
しかし、その後もお客さんが後を絶たず、
何人も入店できずお帰りになっているのを見て、
私もそろそろ・・・ということでお会計。
いや~、安い!
千円ちょいでこの味、この満足感。
これは、新宿で軽く飲みたい時には、
またお伺いしたいお店ですね~。
軽い足取りで、旧友たちが待つお店に向かったのでした・・・
ご馳走様でした!