慌しい月初、食欲も落ちてしまいますが、しっかり食べることは大切です。軽くお寿司を摘もうか、それともざる蕎麦でも手繰ろうか・・・うーん、出来れば少量で栄養価が高いものを食べたいところです。
悩んだ上で、ふらっと麻布久徳を訪ねました。
色々なものが少量ずつ楽しめる『久徳ランチ』(税込1,200円)をイメージしていたのですが、ふと斜め前のテーブルの外人さんが冷やしうどん的なものを食べておられるのを拝見。あっ、これだな、と思い直し、あらためてメニューに目を遣ります。
そこで一際目を引いた、『大潟村野菜サラダうどん』(税込1,512円)を注文しました。ちょっとお高いものの、「八郎潟干拓地・大潟村農家から届くみずみずしい野菜たっぷり」という謳い文句に心奪われた故・・・。
ほうじ茶を嗜みつつしばし待つと・・・おおっ、と思うような美しい色彩のうどんが。
まずは、目についたブロッコリーを・・・硬めに茹でられたブロッコリーは歯応えも爽やか、野菜の素朴な甘さを感じます。
次に南瓜。蒸されてホクホクになったものを冷たく冷やした南瓜は、それでも柔らかく際立つ甘さを感じます。
さて、そろそろ・・・と思い、下の稲庭うどんを引き出し、上に載った葉物と合わせて頂きます。ほのかに胡麻の香りがして、細くともモチモチなめらか。お出汁と野菜のマッチングも絶妙です。
もっとお上品に食べたいところではありましたが、食欲の無さは何処に、あまりの美味しさにあっという間に完食してしまいました。
『大潟村野菜サラダうどん』は、野菜の旨みがひときわ引き立った、絶品うどんでした。
ご馳走様でした!