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梅雨・・・秋から冬が好きな僕は梅雨が苦手。蒸し蒸しして汗が滴るかと思えば、急に冷え込んだりと気候が安定せず、この時期は体調を崩しがちな方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、新陳代謝を良くしてくれる辛い物が一番!ということで今回は、『辛い物好き☆クラブ』の皆さんと一緒に、浜松町・大門・御成門駅からそれぞれ徒歩3~5分ほどのところにある中国料理のお店、「味芳斎支店」に行ってまいりました。

前回の「赤い壺」の激辛ぶりも記憶に新しいところですが、この味芳斎さんは「激辛牛肉飯」ということで、非常に楽しみです。

お店につくと、月曜の夜にも関わらずお店は満席状態!大変活気に溢れておりました。今日は4人で予約していたのですが、お仕事の関係で先に2人で入店。申し訳ない気持ちで「すいません、2人は遅れてきます」とお店の方にお伝えすると、「分かりました~!大丈夫ですよ、ごゆっくりしていって下さい」と仰って下さったので、ホッとしつつ着席。

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まずは、軽くおつまみ的なものをつまみながらビールを飲んで待ちましょうということで、まずは「香腸」「炒青菜」に瓶ビール、グラスを2つ注文しました。

最初に登場したのは「香腸」。中華ソーセージの美味しさは上海や台湾で実感していますが、こちらの腸詰も非常に香り高く、とても美味しいです!何より、横に堂々と鎮座する辛味ダレが非常に良い仕事をして、腸詰の旨味を引き立てつつ、爽やかな辛さが後を惹く感じです。

次に出てきたのは熱々の「炒青菜」。味付けは薄い塩味で、上湯と干し貝柱とニンニクの香りがたまりません。何より、青梗菜の火の通し方が完璧!シャクシャクとした軽やかな歯応えと青梗菜の旨味がジュワっと飛び出してくるコンビネーションは、とっても素敵です。

ipp瓶ビールが空いてしまったので、次のお飲み物をとメニューを見ると、青島ビールが目に飛び込んできました。青島ビールは爽やかな味わいと香りで中国料理によく合うので大好きなのです。

条件反射的に手を上げようとすると、察したのかお店の方が足早に来てくれてニッコリ笑顔。いやぁ、いい表情だなぁ・・!

 僕「青島は小瓶ですよね?」
 お店「はい(笑顔)」

ということなので、2本注文です。

青島ビールを楽しんだ後は、いよいよ紹興酒。味芳斉さんには5年ものと8年ものの紹興酒があるのですが、今回は辛い物を食べていることもあり、5年ものの方をボトルで注文することにしました。

 お店「飲み方はどうなさいますか?」
 僕「常温で、ザラメ無しで。グラスは人数分いただけますか?」
 お店「はい(笑顔)」

お店は満席で忙しい中というのに、この方の笑顔は本当にいい感じだなぁ・・・!

・・・程なく仕事で遅れていたメンバーが到着。彼のハイボールを注文して、あらためて乾杯!残しておいたおつまみに舌鼓を打ちつつ、いよいよメイン料理を注文しました。

メインはもちろん「牛肉飯」と「麻婆豆腐」。どちらも評判が高く、期待感が高まります。

 友「牛肉飯、やっぱり辛いんですか?」
 お店「はい、かなり辛いです」
 友「麻婆豆腐も?」
 お店「これもかなり辛いと思いますよ」
 友「辛いのが大好きなのですが、さらに辛く・・・というのは・・・?」
 お店「はい、厨房に伝えますね(笑顔)」

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楽しく注文してしばらく歓談していると、まず登場したのが「牛肉飯」。ご飯の上に煮込まれた牛肉とモヤシ、そして嬉しいことに香菜も乗っていました。食べてみると、まずは八角の香り、牛肉の旨味や甘味がしっかり出てきて、その後にスーっと辛さが立ち上がってきます。なるほど、これは評判になる味わいですね。美味しい!

しかし、それよりも何よりも、次に登場した麻婆豆腐の衝撃が本日のハイライトでした!

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豆腐が細かく砕かれているのが中国風ですね~。素晴らしい香りがします。さっそく一口・・・。

 一同「!」

何て美味しい麻婆豆腐なのでしょう!

一口含むとしっとりとした肉と油の旨味を感じつつ、そこに上品で爽やかな辛味が頭を突き抜けます。そして細かく砕いた柔らかい豆腐としっかりしたひき肉の食感がコントラストよく、最後の喉越しまでもが心地よいのです。

こんなに美味しい麻婆豆腐は食べたことがありません。皆で奪い合うように食べ尽くしてしまいました。

そしてお会計を済ませ、皆でお店を出ようとしたところ、店員さんがお店の外まで出てきてくれて、素敵な笑顔でお見送りしてくれました。最後まで素晴らしい!

味芳斎支店さんは、ただ美味しいだけでなく、心からリラックスして寛ぐことが出来る、素晴らしいお店でした。是非とも近いうちに再訪しようと思います。

幸せな時間をありがとうございました。
ご馳走様でした!

味芳斎 支店

夜総合点★★★☆☆ 3.6

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