普段から辛いモノが大好きな僕ですが、お食事はだいたいランチタイム中心(夜は飲み中心)ということもあり、いわゆる「辛い料理専門店」的なところには、あまり行った経験がありません。
そんな折、『辛い物好き☆クラブ』という、何とも蠱惑的な会社の集いにお声掛け頂き、表参道の「赤い壺」に行ってまいりました。
お店は、表参道駅の交差点から青山通りを北東に2、3分歩き、中央珈琲本社ビルのところを左に曲がった小路の左奥にあります。
おお、この小路、なかなかいい雰囲気!
そうそう、事前に調べたお店のウェブサイトには、「韓国、中国、タイ料理などにとらわれず『旨くて辛い!』料理をテーマに、様々な癖になる辛さのお料理のお店です」と記載されていました。
この『旨くて辛い』というのは、辛いモノ好きにとってかなり重要な命題ですね。単に辛いだけでなく、美味しさがあってこそ満足感を得ることが出来ると思います。
入り口のドアを入ると、写真のように様々な種類の唐辛子などが陳列されていて、期待感は高まるばかりです。
本日のお通しは『アワビの唐辛子和え』。パプリカの甘さと唐辛子のピリ辛がマッチしていて、なかなかの味わいです。
そして、みんなでメニューを眺めます。一品メニューからお肉、サラダ、お鍋など、様々な料理が載っていてなかなか楽しい。
ちなみに、このお店では辛さを唐辛子マークの本数で表現しています。0本(無印)から、最高は6本でした。
とはいえ、相対的な辛さはこれで分かりますが、具体的な辛さの基準値がどの程度なのかイマイチ分かりません。
そこで、とりあえずいくつか美味しそうなものをいくつか注文し、このお店の辛さを知るところからはじめよう、ということになりました。
最初は「辛いお刺身」。タコとホタテが辛いタレで和えられているのですが、魚介類の甘味があるため、味わいに深みが感じられます。
※お刺身のネタは日によって変化するようです。
お次は「スパイシーとりのから揚げ」と「唐辛子山盛りエビのピーナッツ香り炒め」です。から揚げは表面が黒っぽく、辛さを警戒しながら食べてみましたが、実際にはピリ辛程度。鶏肉がジューシーで、ビールが進みます。
エビのピーナッツ香り炒めは、ピーナッツではなくカシューナッツでしたが、こちらもほんのりピリ辛でした。個人的に豆類が好きなので、かなり気に入りました。
そして、いよいよこのお店で最も辛い「いかとニラのハバネロチヂミ」(辛さ6)が登場!
一切れを口に含むと、最初は甘味を感じるのですが、徐々に辛さがエスカレートしていき、最終的にはあの「蒙古タン麺中本」の「北極」を超える辛さ・・・というか痛さです。さすがにこれは辛さにかなり強い方でないとツラいかも知れませんね。
なお、こちらは完食すると認定証が発行されます。複数人でもOKとのことなので、辛さ好きの方は挑戦してみては?
そして、サラダを挟んで「世界の唐辛子大行列パエリア」に挑戦!こちらは辛さ5と、ハバネロチヂミよりも1段階低くなっていますが、アツアツということもあってかなり辛いです。ただ、辛い中にも旨味がしっかり出ているので、一気に食べてしまいました。
・・・ということで、これでお腹いっぱいに。本当はお鍋類も食べたかったのですが、それは次回またお伺いしたときのお楽しみということにしましょう。
総じて、確かに辛いだけでなく旨味もしっかり感じられるメニューが多かったと思います。辛いモノ好きの方なら、きっと楽しめると思います。
ご馳走様でした!
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