若い頃は揚げ物が大好きで、よくトンカツやらミックスフライなどを好んで食べていました。しかし、40も半ばを過ぎると、さすがに揚げ物はキツく、そう滅多に食べなくなります。
しかし、たまには美味しいトンカツを食べたい!ということで、六本木ヒルズノースタワー地下1階にある「豚組食堂」さんを尋ねてみました。このお店はランチタイムには行列が出来ることもしばしばで、TETSU(つけめん)に行く際、いつも気になっていました。
入店すると、長いカウンターが広がっており、真ん中にキッチンがあるオープンキッチンスタイルです。奥にはテーブルもいくつかあります。
ほぼ満席でしたが、カウンター奥にひとつだけ席が空いていたので、そこに案内して頂きました。
テーブルにはランチメニューが置いてありました。書かれているのは「ロースかつランチ」と「フィレかつランチ」ですが、それぞれ量が選べるようになっています。
<ロースかつランチ>
普通・・・・・・1,000円
2倍・・・・・・1,380円
超厚切り2倍・・1,780円
<フィレかつランチ>
普通・・・・・・1,180円
2倍・・・・・・1,580円
今回は初めてということもあり、ロースかつランチの普通を選びました。注文が済むと、店員さんによりメニューは裏返され、そこにはとんかつを食べる際のルール、「食べ方3原則」が書かれていましたw。まあ、押し付けがましいものではなく、ポップな絵柄で美味しい食べ方を指南してくれるものでした。
しばし待つ間、キッチンの中を眺めてみました。
衛生的に磨かれたステンレスのキッチン中央で、真面目そうな若い職人さんがカツを揚げています。その動きはなかなか堂に入ったもので、揚がったかつは、とても美味しそうな色に仕上がっており、期待感が高まります。
そして6、7分ほどしたところで私のロースかつが登場!ご飯とお味噌汁、キャベツにお漬物(野沢菜)がついてきました。
ご説明によると、とんかつ自体に味がついているそうなので、最初はソース無しで試してみます。・・・うーん、ロースかつということもあって、脂身がジューシーで、噛むほどに豚肉の旨味が口いっぱいに広がります。
これは美味しい!
次に、ヒマラヤの岩塩(赤っぽいお塩)を軽く振って食べてみると、引き締まってさっぱりした味わいに変化します。そして、最後に特製ソースをつけてみると・・・まさにこれが期待していたとんかつの醍醐味!ご飯がどんどん進みます。
キャベツは、グレープフルーツを使ったオリジナルドレッシングをかけて頂くのですが、これがサッパリしていて、とんかつとの相性も抜群。油っぽくなった口がリセットされ、再びとんかつが美味しく頂けます。
なお、ご飯とキャベツはお代わり自由!私もそれぞれ1回お代わりしてしまいましたw。
全体として、ガッツリ感もちゃんとありますが、とんかつとしてはどちらかというと上品な味わいでした。女性の方が多いのも頷けますね。なかなか満足度の高いランチタイムを過ごすことができました。
ご馳走様でした!