体力が溢れていた若かりし頃、出張は楽しみの一つでした。「職場」という名の閉鎖空間から飛び出した開放感も相まって、何だかバリバリと仕事が進められる気がするし、何といっても移動中や出張先での食事が楽しみでした。
そして40代後半・・・さすがに出張は体力が削られる感もあってなかなか辛い面もありますが、食事が楽しみという面は相変わらずです。
今回は名古屋駅近くに出張した際、ランチタイムに名古屋駅のランドマークでもあるルーセントタワーの2階にある焼肉店「燦屋(さんや)」さんにお邪魔しました。
お昼過ぎに6人で訪れると、すぐに6人席の個室に案内してくれました。
席に座ってメニューを見ると、焼肉系の炭焼きランチと、普通のセット的な平日ランチの2種類がありました。
仕事の合間のランチということもあり、ここは普通のセットランチを選択。鉄板ハンバーグにも惹かれたのですが、「燦家特製 飛騨牛まぶし重セット」という見慣れないメニューを見つけ、これに決定。
「無料で大盛りも出来ますよ」
という魅惑的なささやきに、コクリと頷いてしまいました。
しばし話し込んでいると、程なくしてランチが到着!
店員さんが、「牛まぶしは、ひつまぶし同様、最初はそのまま、次に薬味を入れて、最後はダシを掛けてお茶漬け風にお召し上がり下さい」と説明してくれました。なるほど、想像通り、ひつまぶしの牛版ですね。
マニュアル通り(笑)に、まずはそのまま。薄切りの飛騨牛は柔らかく、溢れ出る脂分と甘辛く濃い味付けがご飯に絡み、なかなか美味しいです。
次に葱と少量のワサビを少々乗せて食べてみましょう・・・ふむふむ、葱の香りと食感が合いますね。
そして、最後はダシを掛けてみましょう。1合徳利にダシを入れるというのは、スペース的にも保温的にも、なかなかのアイデアですな・・・うん、思ったよりも味がぼやけず、サッパリと頂けます。
付け合せは水菜とおからのサラダ、つぼ漬け、わかめスープ。特に、水菜とおからのサラダは、傍目でポテサラに見えていたので、食べたときに「えっ!?」と思いましたw。
お値段は1,200円と、ランチとしてはやや高いゾーンではありますが、大盛りにしたこともあってボリュームも満点。なかなか満足できるランチタイムとなりました。
ご馳走様でした!
昼総合点★★★☆☆ 3.3