名古屋の水にも大分慣れてきた昨今。さて、今日のランチはどこに行こうかなと思っていたところ、取引先の方から「美味しい汁なし担々麺が食べられるお店がありますよ」と教えて頂き、同僚とともに向かったのは「杏亭(あんずてい)」。
大通りから外れたところにあるお店は、カウンター10数席と小規模ですが、綺麗に磨き上げられた厨房を見るにつけ、期待感が高まります。
当然薦められていた「汁なし」を食べようかと思っていたのですが、ふとメニューを見ると「四川」「麻辣」という魅惑的な文字が目に飛び込んできました。辛いモノ好きとして、これは見逃せません。「四川麻辣担々麺」───キミに決めたッ!汁あり汁なしが選べるのですが、辛さをより味わいたいと思い、今回は汁ありを選択しました。
・・・そして、ジャジャーン!
素晴らしい香りを放つどんぶりが到着しました。
まずはスープを一口。甘さと辛さが程よくミックスしたスープは、唐辛子系の辛さはそれほど強くありませんが、四川青山椒の強い香りと痺れが独特のハーモニーを醸し出しています。
次に麺とスープ、肉みそをよく混ぜた後、麺をひとすすり。おお、これは初めての食感!
細いながら弾力と歯応えが特徴の麺は、まるでアルデンテに仕上げられたパスタ、カッペリーニのようです。ここのご主人は、中華だけでなくイタリアンのご経験もあるのかしら・・・?それが四川青山椒を中心としたスープと肉みそをまとい、まさにオンリーワンの味わいが生み出されています。
ランチタイムはサラダとご飯がサービスで付いてくるのですが、このスープがご飯にまた合いますね~。
1滴残らず完食です!
ちなみに同僚は汁なしを頼んでいたのですが、こちらは麺がタリアテッレ風のものでした。
ぐぬぬ~、次回は汁なしで行こうっと!
ご馳走様でした!