体調が悪いというほどではなく、
でもちょっとお疲れ気味なときって、
何故だかお肉が食べたくなってしまう私。
この日はまさにそんな気分で、さ~てどうするかと
メトロハット地下2階をうろついていると、
エスカレーターの陰にステキなバー発見!
近付いてみると、まさにズバリ、
ステーキランチがあるではあ~りませんか!
ということで、「シャポー・マルゴ」さんに入店!
中に入ると、まさにお洒落なワインバーの様相です。
入り口横には大きなワインセラーがあり、
美味しそうなワインがギッシリ!
中には何と、ロマネコンテ(180万円)まで!!!
とはいえ、お手頃なワインも数多くあるので、
夜かるくワインを傾けたい、という時には良さそうです。
注文は、サーロインランチ(1,200円)で行ってみることに。
ライスとパンが選べるのですが、今回はパンで。
まずは小さなカップに入ったサラダが到着。
スープは生ハムが入っているということで、
塩味が胃袋を優しく刺激してきます。
サラダとマッシュポテトが乗ったお皿に、
たっぷりのオニオンソースが掛かった大きなステーキ!
なかなかのルックスですね~。
個人的には、大好物のクレソンが付いているのが嬉しいです。
パンは、お代わりが出来るそうです。
嬉しや~!
早速ナイフを入れてみましょう・・・しっかりしたお肉で、
やや固いところもありますが、ざっくり切った肉片に
ソースをたっぷりまぶしてガブリ・・・うん!
しっかりした肉汁が飛び出してきて、なかなかの美味しさです。
マッシュポテトは、肉汁やソースを付けて食べるとステキ。
サラダも思ったよりたっぷりあって、満足感があります。
気がつくと、「ザクザク切る⇒食べる」の繰り返しで、
あっという間に食べ終わってしまいました。
お皿に残ったソースは、パンを千切ってすくい取って楽しみます。
・・・そうしているうちに、学生時代にふと手に取った、
辻静雄先生(辻調理師学校の創始者)のビデオを思い出しました。
辻先生は、
「ソースが美味しかったら、パンですくって食べましょう」
「まったく失礼とか、行儀が悪いということはありません」
「お皿がキレイなのを見ると、料理人は喜びます」
と仰っていたなぁ・・・そして、仰る通りだなぁ。
自分が誰かに料理を作って食べてもらうとき、
お皿の中を全部きれいに平らげて貰うとすごく嬉しいのも、
レベルは違えど、料理の原点かも知れません。
・・・と、食後のコーヒーを飲みつつ思いに耽りつつ、
午後に向けて英気を養ったランチタイムでした。
そして次の週、今度は仲間を連れて再訪。
この日はハラミステーキランチ(1,100円)を選択しました。
ハラミは、サーロインよりも柔らかく、
ナイフがすっと入りました。
脂身が少ない分、肉肉しくて、これも美味しいですね~。
結構お気に入りになったので、
今度は是非夜にも訪れてみたいです。
ご馳走様でした!