最近のラーメン屋さんは、スープや麺はもちろん具やトッピングなど、色々と凝りまくっているお店が多くなってきました。それはそれでもちろん美味しいのですが、そういうラーメンを食べ続けていると、たまにはシンプルな味が欲しくなってくるという、人間の我侭さというか、性が出てきます。
そんなとき、ふらりと立ち寄りたいのが、有楽町駅中央西口改札を出て目の前にある「博多らーめん四神(しじん)」です。
入り口右側にある食券販売機で「博多らーめん」の食券を購入。480円とお手頃価格なのが嬉しい。また、ここで替え玉の食券も買えますが、食べている時に現金で注文できるので、僕は腹具合に合わせて決めることにしています。
店内は1階と2階があります。1階は入って左側のカウンターに加え、右側に2人テーブルが2つあります。混雑している時は、2階(こちらもカウンター+2人テーブル)に案内されることもあります。さらに、満席の場合は自動ドアの前に並んで待つこともありますが、お客さんの回転はかなり早いため、数分で入店できます。
食券を渡す際に麺の固さを伝えることが出来ます。私は大体「バリ固」ですが、中には「ハリガネ」「粉おとし」で注文するツワモノもいらっしゃいます。もちろん、「柔らかめ」も可能です。
注文すると、混んでいない時なら1分くらいでラーメン登場!この早さもいいんだな~。スープと極細麺に、小さ目のチャーシューと根コンブに長ネギというシンプルな博多ラーメンです。
まずはスープを一口。非常にあっさりしているのですが、少量の背油がまろやかさやコクもしっかり出して、十分満足できる味わいです。そして麺をひとすすり。バリ固仕上げの極細麺は軽い歯応えが心地よく、スープとの相性もなかなか。
麺は100gくらいと少な目ですので、3分の2くらい食べ進めたところで物足りなさを感じたら、すかさず「替え玉下さい!」と言って、食券か現金100円を一緒に渡しましょう。すると、麺を食べ終わったあたりで丁度替え玉が来る按配です。
替え玉をスープに入れたら、今度は少し味を変えて楽しみましょう。テーブルには胡椒の他に、煎り白ゴマすり器、紅ショウガ、にんにく粒(にんにく潰し器つき)、ラーメンスープの素が置いてありますので、お好みで入れていきましょう。私は軽くラーメンスープの素を入れた後に胡麻をすり、時々紅ショウガを入れるのがお気に入りです。
これだけ堪能して、替え玉込みで580円とはこの界隈でお値打ちじゃないでしょうか。
あ~、美味しかった。ご馳走様でした!